小さな思い出を書くだけで、自分の歴史が一つ、一つ増えていく

「自分史」と聞くと、ちょっと大げさで、年配の方が書くもの…そんなイメージを持っていませんか? でもじつは、ふとよみがえった何気ない思い出を書き留めるだけで、それはもう立派な“自分史”のひとつ。少しずつ書きためていけば、自分の人生の物語ができあがります。

なんでもない思い出ほど、時間がたつと、どんどん忘れていくものですが、何かの折、ふとした瞬間に、ぱっとよみがえってくる記憶ってありますよね。そんなときが、書きどきです。また忘れてしまう前に、書き残しておく。それを書きためておくごとに、自分の歴史が一つ増えていく。

この前、甥っ子の夏休みを見ていて、ふとそんなことを思いました。
親が働いていて、かぎっ子だから、ほぼ毎日ゲームとYouTube、気まぐれに宿題。今の子って、あんまり外で遊ばないんですね。でもまあ、この暑さじゃムリもないけれど。

私が小学生だったころ、夏休みはほぼ毎日市民プール。小学校にプールがなかったのもあって、親から半強制的に水泳教室に通わされていました。同じ学校の子は一人もいなくて、人見知りだから、友だちもできず、おもしろくはなかった。でも、文句をいわずに通っていたのは、お目当てがあったから。

「ちりんちりんアイス」っていう、リヤカーで売りに来るアイス!
ベルの音が聞こえると、みんなわらわら集まってくるんです。
白くて、さっぱりしてて、シャリシャリで。今思えば、おいしかったかどうかは…まあ置いとくとして(笑)、あの音と、あの味、今でも忘れられない。

私の「子ども時代の“夏の味”」。

全部思い出す必要なんてありません。まずは、「思い出したこと」を、ぽつりぽつりと書いてみるだけで大丈夫。

記憶の中にひょっこり現れたあの頃の自分を、どうぞ書き留めておいてください。案外楽しいし、ちょっと心があたたかくなりますよ。

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